このブログは、2017年7月に本社のプロダクトマーケティング部門のChristopher Andersonが執筆したブログ「Citrix Named a “Leader” in the 2017 Gartner Content Collaboration Platforms Magic Quadrant」を日本語訳したものです。

ガートナーは、2017年のコンテンツコラボレーションプラットフォームのマジッククアドラントを発表しました。シトリックスは、ビジョンの実行能力と完全性の2つの面が評価され、この分野における「リーダー」として位置付けられたことを光栄に思います。

このマジッククアドラントは、ガートナーが出版したより広範な調査レポートに掲載されたものであり、文書全体の文脈の中で評価されるべきものです。ガートナーレポートは、こちらで入手可能です。

シトリックスの製品担当副社長、Adolfo Rodriguezは次のように述べています。「将来の作業環境の変化に対応できるよう、企業は、コンテンツのセキュリティを確保しながら、ワークフロー、デジタル署名、マルチクラウド/ハイブリッドストレージなどの機能を提供するコンテンツコラボレーションプラットフォームを求めています。

クライアントが社内または社外のどちらにあっても、コンテンツのコラボレーション機能は生産性を維持できるよう使いやすいものでなければなりません。

シトリックスは、アプリケーションとデスクトップの配信、コラボレーションプラットフォーム、およびエンタープライズモビリティ管理を統合して、セキュア デジタル ワークスペースを提供する唯一のテクノロジープロバイダーです。

今回のレポートで「リーダー」として位置付けられたことで、当社のお客様が安心してシトリックスとパートナーシップを結ぶことを決められるものと確信します。

シトリックスは、イノベーションによって、アプリケーションやデータを自由に活用しながら同時にセキュアな配信を可能にする、新たな発想の働き方の提案を通してお客様を引き続き支援してまいります。」

シトリックスは、イノベーションによって、お客様がアプリケーションやデータを自由に活用しながら同時にセキュアな配信を実現できるよう、お客様を引き続き支援してまいります。

ファイルの同期/共有(FSS)サービスからコンテンツコラボレーションプラットフォームへの移行

デジタルトランスフォーメーションが現実のものとなり、あらゆる組織に影響を与えています。

IT部門が求めるデータのセキュリティとコンプライアンスを犠牲にすることなく、従業員、パートナー、およびお客様のビジネス要件を満たすために、組織は革新と進化をする必要があることを認識しています。

これまでIT部門は、たとえばデータストレージ、共有、管理、およびコラボレーションなど、複数の戦略を把握する必要がありました。しかし、IT部門と事業部門の生産性に対する要求が高まるにつれて、個々の専用ソリューションの多くがコモディティ化してしまいました。そこから一握りの新しいデジタルビジネスサービスは、従来のファイル同期/共有機能に留まらず、データセキュリティ、生産性ツール、およびワークフローとコンテンツ配信関連のテクノロジーなどの高度な機能を統合したコンテンツ管理プラットフォームに進化しました。
これらの新しいコンテンツコラボレーションプラットフォームは、エンドユーザーとITの両方を念頭に開発され、複数のユースケース、業種で共通のニーズ、社外のコンプライアンス、およびコンテンツのタイプと格納場所をサポートできる幅広い機能とサービスを提供します。

ShareFileが選ばれる理由

シトリックスでは、コンシューマライゼーション、デジタルネイティブ世代の職場環境、紙ベースのプロセスからデジタル化への移行などの変化に対応して、ShareFileを企業ファイルの同期/共有ツールから、現代の企業が必要とする文書中心のタスクやワークフローをすべてサポートするプラットフォームに進化させています。企業がShareFileを選択するのは、以下のような価値があることが理由です。

  • セキュアな基本設計:シトリックスは、セキュリティとユーザーエクスペリエンスのバランスをとるうえでの課題を理解しています。当社の目標は、データと、ユーザー、デバイス、場所、操作、およびその他の関連データなどのコンテキストに基づいてセキュリティの自動化を可能にすることです。当社の成功を可能にする重要なセキュリティ機能は次のとおりです。
    • 多層防御セキュリティ:細やかな制御で、保管時(AESによる)、通信時(SSLによる)、およびアクセス時および使用時のデータを暗号化して保護します。o 多層防御セキュリティ:細やかな制御で、保管時(AESによる)、通信時(SSLによる)、およびアクセス時および使用時のデータを暗号化して保護します。
    • エンタープライズ鍵管理(EKM):ユーザー企業が管理する暗号鍵で、専有のオンプレミスおよびクラウドリポジトリ内のデータを保護することができます。
    • Information Rights Management(IRM:情報権利管理):ファイルそのものに認証機能を組込み、対象にした受信者だけが機密コンテンツに安全にアクセスできるようにします。
    • Data Loss Prevention(DLP:情報漏洩対策):DLPは、各産業での業界規制、企業ガバナンスポリシー、および監査報告とコンプライアンスのためのセキュリティに関する法令などを、企業が遵守できるよう支援します。
    • セキュリティ、グローバルパフォーマンス、コンプライアンス規格:ShareFileは、規制のある業界において、個人情報保護法および機密情報の保管要件(HIPAA、HITECH、SOC-2、FedRAMPなど)の遵守を確保します。
  • データ保管場所の選択肢:ShareFileは、ファイルを格納する場所の選択肢を企業に提供し、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドITインフラストラクチャなど、企業のニーズに最も適したオプションの選択を可能にする、数少ない製品の1つです。ShareFileは、複数のストレージリポジトリをシームレスに連結します。企業のネットワーク共有、Microsoft SharePoint、OneDrive for Business、Google Drive、などに加えて個人使用のクラウドストレージにも接続できる「コネクタ」を介して、ShareFile内だけでなくShareFileの外部に格納されたコンテンツへのアクセスと制御を提供します。こうすることで、組織内外のあらゆるデジタル共有およびコラボレーションツールに接続することができます。
  • 文書ワークフローによるユーザーコラボレーションの効率化:ShareFileのシンプルでカスタマイズされた直観的なユーザーインターフェイスを介して、文書のワークフローを作成し、チームがより迅速に作業を行えるようになります。組み込みの共同編集、フィードバック、承認ワークフローにより、チームでの共同作成、レビュー、変更、注釈、文書の更新管理、および法的拘束力のある署名をリアルタイムで取得するための便利な作業プラットフォームを提供します。
  • 既存データをそのままモバイル化:ShareFileは、モバイルデバイスからのデータへの読み/書きアクセスを実現し、従業員が誰とでもファイルを安全に共有し、あらゆるデバイス間でファイルを自動的に同期することができます。また、ShareFileを使用すると、ユーザーは、業務に必要な機密データと文書を安全に提供したり要求したりすることができます。また、IT部門は業務データを既存のストレージ環境に置いたまま、過去の投資を無駄にすることなく、コンプライアンスとパフォーマンスの要件を満たすなどの柔軟性を得ることができます。
  • 仮想化に最適化:ShareFileは、仮想化環境に固有のストレージおよびパフォーマンス要件に合わせて最適化された唯一のEFSSソリューションです。現場でモバイルデバイスを使用している従業員にも、オフィスでラップトップを使用している従業員にも、場所に関係なく仮想デスクトップを使用している従業員にも、組織はすべての従業員にShareFileを展開できます。

コンテンツデータはあらゆる組織にとってビジネスの生命線です。シトリックスでは、ShareFileをより広い範囲の文書関連プロセスに対応できるよう機能を拡張し、Citrixソリューションでお客様が様々な課題を解決できるように支援することを約束いたします。

ガートナー社の2017年コンテンツコラボレーションプラットフォームのマジッククアドラントレポートのダウンロード

注記:ガートナーは、リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではありません。ガートナーリサーチの発行物は、ガートナーリサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。