シトリックス製品の過去のバージョンを利用したいのですが、可能ですか。

こんにちは！シトリックス・システムズ・ジャパンの購入前製品問い合わせ窓口担当です。

今回ご紹介するお問い合わせはこちらです。

Q：シトリックス製品の過去のバージョンを利用したいのですが、可能ですか。

A：はい。シトリックス製品は、バージョン固有のものではなく、ライセンスと同時購入したソフトウェアメンテナンスの有効期間に応じて利用できるバージョンが異なります。

まずは、ソフトウェアメンテナンスの有効期間をご確認ください。シトリックスの製品は、ソフトウェアメンテナンスの有効期限内にリリースしたバージョンまでご利用いただけます。

＜ご参考資料＞

シトリックス　ソフトウェアメンテナンスは、サブスクリプションアドバンテージ（ソフトウェア更新権）とテクニカルサポートをパッケージとした、シトリックス　ワールドワイドのソフトウェア製品のメンテナンスプログラムです。

http://support.citrix.co.jp/programs/software-support/software-maintenance.html

シトリックス製品のソフトウェアメンテナンス（サブスクリプションアドバンテージ）の有効期間については下記URLをご確認ください。

＜ご参考資料＞

シトリックス製品のサブスクリプションアドバンテージ資格の日付について

http://support.citrix.com/article/CTX111618

主要製品及びバージョンをピックアップしました。

ただし、製品にはライフサイクルがあり、既にサポートが終了している製品もございますのでご注意ください。

製品のライフサイクルについては下記URLをご参照ください。

＜ご参考資料＞

製品マトリクス

https://www.citrix.co.jp/support/product-lifecycle/product-matrix.html

レガシー製品マトリクス

過去のバージョンの終了時期を確認するにはこちらをご参照ください。

https://www.citrix.co.jp/support/product-lifecycle/legacy-product-matrix.html

製品マトリクスに登場するライフサイクル用語の定義については下記URLをご参照ください。

＜ご参考資料＞

https://www.citrix.co.jp/support/product-lifecycle/milestones.html

・ステータス変更（Notice of Status Change：NSC）：

ステータス変更のお知らせ（NSC）は、ある製品の販売終了（EOS）、メンテナンス終了（EOM）、製品終了（EOL)の具体的な日程をシトリックスが公式に伝達する日です。この情報は、製品のマトリクス表（英語）または旧製品のマトリクス表（英語）に記載されます。

・販売終了（End of Sales：EOS）：

特定のソフトウェアまたは該当リリースが購入できなくなる日です。

シトリックスの多くの製品は、日程ベースのライセンスモデルを使用しており、新しい接続ライセンスが旧製品バージョンでも機能するため、通常EOSの日程は適用されません。日程ベースのライセンスモデルの製品ラインが製品終了（EOL）になる際には、遅くとも販売終了（EOS）日の90日前には通知されます。

通常、買収によってポートフォリオに追加されたシトリックス製品、または日程ベースのライセンスモデルに移行していないシトリックス製品は、接続ライセンスを製品バージョンに関連付けるライセンシング方法を使用します。この場合、遅くとも販売終了（EOS）日の90日前には通知されます。

シトリックスでは、お客様に90日間の事前の告知を実施することによって、さらなる成長のために追加ライセンスを購入することが可能になり、バージョンアップグレードや新リリースの導入に備えることができます。

・メンテナンス終了（End of Maintenance：EOM）：

セキュリティ関連のアップデートを除き、特定の製品リリースのコードレベルのメンテナンスが行われなくなる日です。通常、コード修正のメンテナンスは、マイナーバージョン、Service Pack、Hotfix、またはHotfix Rollup Packの形式で提供されます。マイナーバージョン、Service Pack、またはHotfixロールアップがリリースされた際には、新しいメンテナンス基準が適用される可能性があります。継続してシトリックス製品のメンテナンスを受けるためにはマイナーバージョン、Service Pack、またはHotfix Rollup Packを適用していただく場合があります。メンテナンス終了（EOM）日の発表後は、ソフトウェアサポートプログラムとハードウェアサポートプログラムは継続して提供され、シトリックスが必要と判断したセキュリティ関連の問題に限り、コードレベルのメンテナンスが提供されます。社外から指摘されたセキュリティの脆弱性、その他のセキュリティの脆弱性、およびマイクロソフトが公開したセキュリティアップデートに関連するものがセキュリティの問題としてみなされます。

メンテナンス終了（EOM）日は、遅くともその12ヶ月前には通知されます。ただし、シトリックスは、お客様のビジネスニーズや技術上のリスクに基づき、独自の判断でこの期限を変更する権利を有するものとします。

・製品終了（End of Life：EOL）：

セキュリティ関連のHotfix、テクニカルサポート、製品関連のダウンロードが提供されなくなる日です。その他の問題のテクニカルサポートは、シトリックスナレッジセンターおよびサポートフォーラムに掲載されている情報に限られます。この方法で問題を修正できない場合は、最新バージョンまたは代替製品へのアップグレードまたは移行を検討することをお勧めします。製品終了（EOL）日は、最短でメンテナンス終了（EOM）日の6ヵ月後に定義されます。ただし、シトリックスは、お客様のビジネスニーズや技術上のリスクに基づき、独自の判断でこの期限を変更する権利を有するものとします。