一方で、ユーザーである従業員側からはSNSを中心にVDIのスローダウンやVPNのつながり難さといった、「ワークスペース」に対する不満の声も多く見られました。

ワクチン接種が開始されはじめたことで、コロナ禍については出口が見えつつある状況ですが、これまで各所で可能性を指摘されながらもなかなか真剣に対策が出来ていなかった世界的なパンデミックが現実になった事で、「コロナの次」に対する備えが必要であるという理解が広がっている事と思います。

オフィスへ出社することで、コミュニケーションが活性化したり、良いアイデアが生まれたりとオフィスならではの効果も有り、徐々にオフィスへ戻る動きも出てきています。

社外とオフィスのハイブリッドな働き方へ向けたルールを策定する企業もではじめており、米国では強制的なオフィス勤務は従業員の満足度を低下させるとの調査結果も出ています。

さて、今回のテーマはこれからのあらゆるワークスタイルに対応できる、「場所にとらわれることのない、快適なデジタルワークスペースがいつでも利用できる」というテーマのもと、Citrix・NVIDIA・Nutanixの3社のスペシャリストからセッションをお届けします。