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112019

ヤフー株式会社、CaaS環境のOpenStack LBaaS連携基盤として シトリックスのCitrix ADMとCitrix ADCを導入

~開発・運用にかかる工数を削減、システムの安定性も向上~

2019年4月18日 - シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 青葉雅和、以下、シトリックス)は、ヤフー株式会社(本社: 東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長 川邊健太郎、以下、ヤフー)が CaaS(Container as a Service)環境にCitrix Application Delivery Management (ADM)とCitrix Application Delivery Controller (ADC)を導入したことを発表しました。これによりシステムの内製が不要となり、労力とコストの削減を実現しています。

背景

ヤフーは1996年の創業以来、「情報技術で人々や社会の課題を解決する」をミッションに、さまざまなインターネットサービスを世に送り出してきました。現在はメディア事業とコマース事業を柱にビジネスを展開しており、サービスの数は2018年時点で100種類以上、月間ログインユーザーID数は4,700万を超えています。かつて同社のサービスを提供するインフラは、サービス開発部門の要求に合わせてIaaS環境に仮想サーバーを構築・運用するかたちが主流でした。しかし近年では構築の速さ、運用の容易さなどのメリットから、CaaSやPaaSを利用する方向へとシフトしています。

導入前の課題

このようなシフトを進めている背景には、昨今のビジネス環境の激しい変化があります。これに対応するには迅速なサービス開発が求められるため、サーバーレスのプラットフォームを積極的に提供していく方向でインフラの整備を進めています。

CaaS環境を新たに用意するにあたり、その負荷分散については既存のIaaS環境で利用していたOpenStackのLBaaS機能と、OSSであるHAProxyとKubernetesを利用した内製の分散型LoadBalancerの組み合わせを、CaaSの仕様に合わせて再構築し利用していました。しかしこのしくみではパフォーマンスや運用の面で不安が出てきたことから、改めてソリューションの導入を検討することになりました。このソリューションの選定にあたり、ヤフーでは複数社の製品を比較、その結果選ばれたのがCitrix ADMおよびCitrix ADCでした。

選定の決め手となったのは、ヤフーでは、CaaS環境に先駆けて稼働していたPaaS環境でCitrix ADCを採用しており、インラインロードバランサーとしてパフォーマンスが十分で、トラブルもなく安定的に稼働していたことが評価された点です。またCaaSで利用する際の構成も改めて勉強し直す必要がなく、運用手順書などを準備する工数を削減できることもメリットとなりました。

さらに、Citrix ADMがOpenStackのLBaaS機能との連携が容易であることも大きなポイントとなりました。加えて同社がグループ会社の株式会社GYAOと協力して運営している無料動画配信サービス「GYAO!」でも、800Gbpsのトラフィックを処理できるロードバランサーとしてCitrix ADCを採用しており、運用に関するノウハウが蓄積されていたことも決断を後押ししました。

導入効果

今回の導入は大規模ネットワークへの適用となることから、ヤフーはPoCによって入念な検証を行った上で、2018年8月に新たなCaaS環境をリリースしています。この間に発生したさまざまな問い合わせやリクエストにはシトリックスのメンバーが直接対応、そのスピーディさも高く評価されています。

すでに多くのサービスがこの環境下で開発されており、新規サービス開発だけではなく既存サービスの一部を、CaaSで開発するケースも増えています。他環境からの移行も多く、今後はこうしたサービスの比率が徐々に高まっていくと予測されています。

シトリックス製品の導入は、開発・運用にかかる工数の削減をもたらしました。従来の環境では、LBaaSに命令を送るOpenStackのドライバーを内製で開発していたため、OSのバージョンアップなどの際に改修が必要でした。しかし現在ではシトリックスが対応してくれるため、これまでかかっていた工数がゼロになっています。

システムの安定性も向上しています。仮想IPアドレスの作成失敗などもなくなり、仮に失敗してもCitrix ADMから原因を簡単に調査できるため、シトリックスへの報告やユーザーへの対応が容易になっています。

また、Citrix ADMの標準機能によりSSL証明書の更新が自動的に実施されるようになり、かつては1台の仮想サーバーあたり1時間を要していた時間がわずか5分に短縮されました。これによって生まれたリソースの余裕を、ネットワーク設計や研究・開発など別の業務に振り向けられるようになったことが、最大のメリットだと評価されています。

今後の計画

今後はCitrix ADCを導入済みのPaaS環境や「GYAO!」の動画配信環境など、複数の環境に統合管理ツールのCitrix ADMを導入し、一元管理することで運用効率の向上を目指していく計画です。さらに、OpenStackのLBaaSで生成するリソースの利便性を向上させながら、サービス開発部門の要望に応えていく方針です。

シトリックスは今後も提供ソリューションを進化させ続けることで、ヤフーのサーバーレス化に貢献して参ります。

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<シトリックス製品に関するお問い合わせ>

下記ホームページよりお問い合わせください。(記事として掲載される場合もこちらでお願いいたします。) http://www.citrix.co.jp/contact.html

<本件に関する報道関係お問合せ先>

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Email: yoriko.obokata@citrix.com

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