Jun

172016

シトリックス、Citrix XenApp/Citrix XenDesktop 7.9を発表

セキュリティおよび管理運用の柔軟性を強化し、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(本社: 東京都千代田区、以下、シトリックス) は本日、同社の仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップ製品の最新版Citrix XenApp 7.9および Citrix XenDesktop 7.9を発表しました。今回の新機能追加および機能強化では、セキュリティ、管理運用の柔軟性をさらに拡張し、さらに高いユーザーエクスペリエンスを提供します。

XenApp/XenDesktop 7.9は、サードパーティクレデンシャルを使用した仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップへのセキュアなシングルサインオン(SSO)を可能にするほか、契約社員、協力企業のアカウント管理や、M&Aにより起こりうる新しいドメインの管理を容易にします。IntelやNutanixなどのベンダーとシトリックスとの提携を拡大により高性能の仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップのコストを引き下げ、業界最安値のCitrix ReadyシンクライアントであるHDX Ready Piに対応しています。また、最大95%までIOPSを削減する、さらに柔軟で一元的なイメージ管理の最適化を実現し、より高いスループットの印刷機能を提供すると共に、新しいバージョンのCitrix Receiver for Android、Chrome、およびHTML5を搭載することで、どのデバイスからでも簡単に操作できるようになります。さらに、Citrix Receive for iOS、Android、ChromeおよびHTML5を提供し、一段と容易にあらゆるデバイスから業務が行えるようになります。

Citrix XenApp/XenDesktop 7.9 新機能

最新版では、エンドユーザーおよびIT管理者からのニーズに基づき、ユーザーエクスペリエンス、セキュリティ、柔軟な管理運用性の向上を実現する新機能が搭載されています。

セキュリティの向上

-仮想アプリケーション/デスクトップへのセキュアなシングルサインオン

XenApp/XenDesktop 7.9では、フェデレーテッド認証サービスを導入することにより、契約社員や協力企業にセキュアなB2Bアクセスを提供することができます。また、M&Aやクラウド移行で必要となるActive Directoryドメインの統合を容易に行うことができます。新しいフェデレーテッド認証サービスは、Citrix NetScalerを通じてSAMLベースのアイデンティティプロバイダーを統合し、ユーザーが各自の異なる認証基盤によるアカウントを維持しながらも、それを利用してXenAppおよびXenDesktopへのシングルサインオンによる認証が可能です。製品専用環境のみならず、他の環境(仮想、物理問わず)にあるアプリケーションへの認証サービスと連携し、それぞれで使う認証方式によりXenAppまたはXenDesktopへの認証が行われます。ユーザーは毎日の業務で必要となるパスワードの数を減らすことができるほか、パスワード再設定などでITサービスへ行う問い合わせを削減することができ、IT管理者はB2B認証を必要とする契約社員、協力企業、およびその他の外部ベンダー向けのアクセス管理プロセスを簡素化できます。

管理運用の柔軟性向上

-Nutanix のAHV(Acropolis Hypervisor)への対応および Nutanix InstantON VDI for Citrix

シトリックスとNutanixは、仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップ環境を簡素化し、お客さまの削減することを目的に協業しています。XenApp/XenDesktop 7.9では、両社の協業により、Citrix Studioから直接 Machine Creation Services(MCS)を通じて、NutanixのAHV上での仮想マシンのプロビジョニングが可能です。これは、シトリックスの仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップにNutanixのハイパーコンバージドインフラストラクチャを統合したこのソリューションで、継続的に発生するアプリケーションおよびデスクトップ管理のコストを70%削減できます。また、Nutanixは、中堅規模以上の企業を対象に、Citrixのデスクトップ仮想化を高速化し、優れたユーザーエクスペリエンスを提供するNutanix InstantON VDI for Citrixも発表しています。この統合ソリューションバンドルによって、お客様は両者のメリットを享受することができ、小規模の初期導入からの迅速な展開を可能にし、より高いROIを実現します

-低コストで高性能なシンクライアント:Citrix HDX Ready Pi

シトリックスは、シンクライアントベンダーであるViewSonicおよびMicro Centerと協業することにより、新しい低コストで高性能なシンクライアントCitrix HDX Ready Piを開発および提供します。Citrix HDX Ready Piは、Raspberry Pi™をベースとしたCitrix HDX Readyに認定済みのシンクライアントで、ユーザーが必要とするあらゆる機能を提供します。Citrix HDX Ready Pi は、ViewSonicおよびMicro Centerから99ドル以下の価格で提供され、かつてない低コストで高性能のシンクライアントです。システム全体のコスト効率化を推進します(注:日本での発売は未定)。

-中央でのイメージ管理の最適化によりIOPSを最大で95%削減、共有ストレージコストを軽減

イメージ管理を最適化するオプションとして、Machine Creation Services(MCS)を大幅に改良しました。集中するリード/ライト処理に対して、高性能且つ低コストのローカルRAMを活用できるようになりました。これまで避けられなかった、VDIや仮想サーバーで必要となる共有ストレージへの投資を大幅に削減できます。MCSのRAMベースのキャッシングテクノロジーは、XenApp/XenDesktop 7.9のすべてのエディションで利用可能です。従来は実現できなかった、高価な共有ストレージソリューションへの依存を軽減し、パフォーマンスとスケーラビリティも向上します。

-ローカルにマウントされたディスクを使用したデスクトップ/サーバーのマスターイメージのプロビジョニングを改善

XenApp/XenDesktop 7.9では、Citrix Provisioning Services(PVS)のセットアップウイザードでBoot Device Manager (BDM)の設定とアップデートを統合し、UEFIなどのモデムファームウェアをサポートします。業界で最もポピュラーなイメージ管理テクノロジーの1つであるPVSは、数百におよぶデスクトップやサーバーのマスターイメージのプロビジョニングを高速で実行できるほか、全体的な管理を効率化します。PXEやDHCPのようなネットワーク機能の設定が制限されている環境では、BDMと呼ばれるローカルにマウントしたドライブを使用してプロビジョニングできるようになりました。PVSでのBDM設定とアップデートの統合により、導入がより容易になり、管理効率をさらに向上します。

ユーザーエクスペリエンスの向上

-Intel Iris Proグラフィックスを使用して高解像度のグラフィックス性能を手頃な価格で提供

戦略的ハードウェアベンダーと協業により、シトリックスは最新Citrix XenServer 7を含む包括的な仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップソリューションでIntel Iris Proグラフィックステクノロジーに対応します。サーバーベンダーから提供されるコンパクトな統合ソリューションにより、特定グラフィックボードの追加なしに、業務アプリケーションや3Dグラフィックのワークロードの優れた性能を手頃な価格で実現します。

-Windows 10デスクトップの利便性を強化

多くの組織が、仮想デスクトップを通じてWindows 10への移行を準備しているか、または物理PCをこの新しいオペレーティングシステムへとアップグレードしようとしています。最新版のXenDesktopでは、Windows 10仮想デスクトップ上で動作している業務アプリや3Dを多用するワークロードで、高品位のHDX 3D Pro性能を実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上します。物理PCでは、Remote PC AccessをWindows 10 Secure Bootに対応させ、ユーザーは個々の物理Windows 10デスクトップへのリモートアクセスをさらに容易にセキュアに行うことができます。

上記の新機能に加え、XenApp/XenDesktop 7.9では、ログオンプロセスの分析レポート、Linux仮想デスクトップにCentOSサポートを追加、最新のStoreFront、さらにはWindows Server 2016をサポートする「Tech Preview 5」、Android、Chrome、HTML5向けCitrix Receiverの最新版も含まれます。Citrix Receiverの最新版では、ツールバーの拡張、マルチタッチ性能の強化により、あらゆるデバイスでユーザーエクスペリエンスを向上しています。さらに、Platinumエディションをご利用の方には、System Center Operations Managerのバンドル、Citrix Connector for System CenterのConfiguration Manager、AppDNAのアップデート版も新たに提供されます。

提供開始日

最新版のXenApp 7.9およびXenDesktop 7.9は、2016年6月17日(金)より提供を開始します。

Subscription Advantage/Software Maintenance有効日

既存ユーザーは、2016年5月18日時点でSubscription Advantage/Software Maintenanceが有効であれば、XenApp/XenDesktop 7.9を利用可能です。

Citrixについて

Citrix(NASDAQ:CTXS)は、可能性をさらに引き出すため、人、組織、モノがしっかりと連携し、相互でアクセス可能な世界を実現することを目指しています。Citrixのテクノロジーは、世界中のアプリケーションとデータのセキュアかつ容易なアクセスを可能にし、人々はいつでもどこでも仕事ができるようになります。Citrixは、サービスとしてのワークスペース(Workspace-as-a-Service、WaaS)、アプリケーションデリバリー、仮想化、モビリティ、ネットワークデリバリーおよびファイル共有などの各ソリューションを含む統合された包括的なポートフォリオを提供します。Citrixのソリューションにより、IT部門は、クラウドやオンプレミス環境を介してあらゆるデバイスやプラットフォームで、ユーザーがクリティカルなシステムを確実に利用できる環境を実現できます。Citrixの2015年度の年間売上高は32.8億ドルで、その製品は世界中の40万以上の企業や組織において1億人以上の人々に利用されています。Citrixの詳細についてはwww.citrix.co.jpをご覧ください。

Citrix、AppDNA、Citric Receiver、Citrix Provisioning Services、HDX、XenApp、XenDesktop、XenServerおよびここで使われているその他のCitrixの名称または製品名は、Citrix Systems, Inc.の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。その他の社名、商品名はぞれぞれの所有者の登録商標または商標です。

関連リンク

製品サイト: XenAppおよびXenDesktop

 

<本件に関する報道関係問合せ先>

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

広報問い合わせ
E-mail : press@citrix.co.jp