ワークスペースとは?

ワークスペースとは、仕事やセキュアなコラボレーションに必要となるすべてのアプリケーション、ツール、リソースをまとめて提供するテクノロジーフレームワークのことです。ワークスペースは、デジタル環境において個人ごとにパーソナライズされます。ワークスペースは、従業員があらゆるデバイスを通じてあらゆる場所で仕事が行えるようにすることで、進化を続けるモダンなハイブリッドワーカーのニーズに応えます。これを実現するために、ワークスペースは、アプリケーションデリバリー、アクセス制御、セキュリティを統一して強化すると同時に、障害を取り除き、コンテキストの切り替えを不要にします。

ワークスペースに関するその他のトピックとしては、次のものがあります。  

効果的なワークスペースの特徴とは?

成功するワークスペースとは、仕事の統合、仕事の保護、そして仕事の効率化を実現するものです。 

統合:あらゆる種類のアプリケーション(Windows、Web、SaaS、モバイルアプリケーションなど)への信頼できるリモート環境へのセキュリティとアクセスを実現すると共に、あらゆる仕事のやり方およびあらゆる場所(オフィス、外出先、自宅など)を通じて、すべてのワークリソースとワークフローを統合します。

保護:データを保護しつつ、ユーザーエクスペリエンスを最大限に高めます。SASE(Secure Access Service Edge)のセキュリティポリシーは、モバイルおよびエンドポイント管理ソリューションとの統合により、デバイスを問わずデータを保護します。これには、シングルサインオン(SSO)、多要素認証、セキュアブラウジング、ゼロトラストフレームワークなどのセキュリティ機能が含まれています。

効率化:自動化を通じて仕事をガイドし合理化するような、インテリジェントなエクスペリエンスを提供します。これにより、従業員やチームの生産性のエンゲージメントを高めることができます。また、障害や煩雑な作業を取り除くことで、最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。

効果的なワークスペースが提供する機能とは?

効果的なワークスペースは次の機能を提供します。

  • 相互接続性:効果的なリモート環境には、強力なコンテンツコラボレーションシステムが含まれています。異なるデータリポジトリを接続して統一することで、コンテンツ、データ、メディアを簡単に検索し、それらを他の関係者と共有できます。
  • 作業の効率化:インテリジェントなワークスペースを通じて複雑さや混乱を取り除き、仕事を統一することで、より集中できる環境を生み出し、従業員が最高のパフォーマンスとコラボレーションを実現できるようになります。
  • セキュリティとガバナンスのためのフレームワーク:効果的なワークスペースを実現するためには、明確に定義されたガバナンスのフレームワークが必要となります。これにより、最小権限の原則のようなセキュリティコンセプトの実装が可能となります。適切なガバナンスプログラムでは、関係者の役割や組織の文化に応じて、さまざまなレベルの責任が適応されます。これにより、すべての従業員が仕事で厳密に必要となるコンテンツや接続にのみアクセスできることを保証できます。また、ほとんどのワークスペースでは、2段階認証やロールベースのアクセスのような、実証済みのセキュリティプラクティスが採用されています。
  • 最適化されたユーザーエクスペリエンス:デジタルワークスペースは、シンプルさを重視した直感的に理解しやすい設計になっている必要があるほか、ユーザーが消費者向けテクノロジーを通じて得られるエクスペリエンスと同じものを提供する必要があります。ワークスペースが使いやすく、パーソナライズしやすいと、ユーザーはすぐに仕事を開始して完了できるようになります。

ホワイトペーパー

デジタルワークスペースがIT部門と従業員にメリットをもたらす3つの方法

適切なデジタルワークスペースを導入すると、ITの複雑化やセキュリティの低下をもたらすことなく、いかに従業員が最良の仕事を行えるようになるかをご紹介します。

ワークスペースがもたらすメリット

ワークスペースの導入を検討すべき理由 包括的なリモート環境を使うと、企業や組織のデジタルトランスフォーメーションのプロセスを高速化できます。また、それは従業員にインタラクションとコラボレーションを行うための新しい方法を提供します。ワークスペースがもたらす最大のメリットとしては、次のものが挙げられます。

従業員エンゲージメントの向上

従業員エクスペリエンスが向上するほど、従業員の仕事への意欲は高まります。多くの企業では、従業員が複数のシステム、アプリケーション、デバイスにログインする必要があるために、仕事が滞ってしまうことがよくあります。インテリジェントなスペースは、これらの障害や集中力低下の原因となるものを一掃することで、従業員エンゲージメントを高めます。

事業継続性

効果的なワークスペースとは、企業が危機的状況にあっても業務の継続を保証するものです。従業員は、業務に支障をきたすことなく、あらゆる場所から仕事を行えるようにする必要があります。インテリジェントなデジタルワークスペースは、従業員があらゆる場所から、あらゆるデバイスを通じてコラボレーションを行えるようにすることで、これを可能にします。

コストの削減

リモート環境では、機械学習を利用することで、ワークフローの合理化と自動化を行います。これにより、従業員がレポート作成のような反復作業に費やす無駄な時間を減らすことができます。その結果、生産性が向上すると同時に、間接費を削減できます。また、ワークフローをパーソナライズすることや特定の問題を解決するためのマイクロソリューションを作成することで、従業員は、より柔軟な働き方を享受できるようになります。さらに、インテリジェントなワークスペースを使うと、ITチームは、複数のアプリケーションとデバイスの管理および保護を簡素化できるほか、リモートデータ管理も行えるようになります。

より高度なセキュリティ

リモートワークを行う従業員が増えたことで、アカウントがハッキングされるリスクも高まっています。パーミッションと権限は、複数の場所にある複数のデバイスを扱う場合、複雑に絡み合った混乱状態に陥る可能性があります。クラウドベースのインテリジェントなワークスペースは、デバイス間ですべてのアプリケーションとファイルに対するシングルサインオンを提供することで、セキュリティを向上させます。これにより、露出範囲を最小化できます。さらに、中央のインターフェイスとユーザー行動分析を組み合わせることで、データやアプリケーションが社内でどのように使用されているかについてIT部門が包括的な可視性を確保できるようになります。その結果、IT部門は、ロールベースのパーミッションを容易に管理できるようになります。

誰がワークスペースを利用すべきか?

ワークスペースは複数のユースケースに役立っており、その用途は日々拡大しています。ワークスペースの最も一般的な用途を下記に示します。

  • リモートワークのサポート:近年、リモートワークは大幅に増加しています。企業は、より効率的かつ効果的に業務を遂行するために、リモート環境への移行を進めていますが、その一方で、遠隔地で働く従業員の生産性を確保する必要があります。ワークスペースは、それを通じて企業や組織がコミュニケーション、管理、およびタスクを実施できるようになる、1つのプラットフォームを提供します。
  • 機密情報の保護:プロプライエタリな技術や機密情報を扱う従業員は、情報がセキュアに維持されること、そして関連するチームメンバーのみがデータ管理、情報にアクセスできることを保証できます。部署や組織の異なる研究チームが協力することも可能です。これらの新しい組織横断的なチームは、共通のプロジェクトに参加することで、共通のリソースを結びつけ、異なるワークフローを統合するような1つの作業環境がもたらすメリットを享受できます。
  • フリーランサーおよび契約社員の雇用:多くの企業や組織では、さまざまな業務にフリーランスや契約社員を雇用しています。それらのワーカーの中には、企業のアプリケーションやデータへのアクセスを必要とする人もいます。リモートオフィスでは、業務に必要となる企業情報やリソースへのアクセスのみを許可することで、データのセキュリティを確保しています。

Citrix Digital Workspaceソリューション

Citrix Workspaceは、お客様が抱えている複雑さを抽象化します。また、Citrix Workspaceには、最も広く使用されている数百件ものアプリケーションとの事前定義された統合が組み込まれています。Citrix Workspaceは、ワークロードのプロビジョニングを自動化するほか、適応型のセキュリティ機能を通じてアイデンティティとアクセスを強化します。

シトリックスのソリューションを導入すると、次のことが可能となります。

  • 従業員の働き方を改善:コンテンツ、アプリケーション、データを統一的なパーソナルエクスペリエンスへと統合することで働き方を改善するほか、タスクの自動化とワークフローの合理化により生産性を向上させます。
  • セキュリティリスクを軽減:統合されたクラウドベースのSASEおよびゼロトラストモデルを通じて、すべてのアプリケーションとデータを保護します。シングルサインオンオプションとロールベースのアクセスを通じて、従業員が必要とするすべてのものにセキュアにアクセスできるようにします。
  • ITのモダナイズ:DaaSやワークフローの自動化を実現するほか、すべてのアプリケーションやアクションを最新のコンシューマーライクなエクスペリエンスと共に提供します。
  • ユーザーエクスペリエンスを最適化:高速でセキュアな信頼できるエクスペリエンスをすべての従業員に提供します。

シトリックスが提供する統合ワークスペースのメリットを体験する