ユースケース別
ワークスペースとは、仕事やセキュアなコラボレーションに必要となるすべてのアプリケーション、ツール、リソースをまとめて提供するテクノロジーフレームワークのことです。ワークスペースは、デジタル環境において個人ごとにパーソナライズされます。ワークスペースは、従業員があらゆるデバイスを通じてあらゆる場所で仕事が行えるようにすることで、進化を続けるモダンなハイブリッドワーカーのニーズに応えます。これを実現するために、ワークスペースは、アプリケーションデリバリー、アクセス制御、セキュリティを統一して強化すると同時に、障害を取り除き、コンテキストの切り替えを不要にします。
ワークスペースに関するその他のトピックとしては、次のものがあります。
成功するワークスペースとは、仕事の統合、仕事の保護、そして仕事の効率化を実現するものです。
統合:あらゆる種類のアプリケーション(Windows、Web、SaaS、モバイルアプリケーションなど)への信頼できるリモート環境へのセキュリティとアクセスを実現すると共に、あらゆる仕事のやり方およびあらゆる場所(オフィス、外出先、自宅など)を通じて、すべてのワークリソースとワークフローを統合します。
保護:データを保護しつつ、ユーザーエクスペリエンスを最大限に高めます。SASE(Secure Access Service Edge)のセキュリティポリシーは、モバイルおよびエンドポイント管理ソリューションとの統合により、デバイスを問わずデータを保護します。これには、シングルサインオン(SSO)、多要素認証、セキュアブラウジング、ゼロトラストフレームワークなどのセキュリティ機能が含まれています。
効率化:自動化を通じて仕事をガイドし合理化するような、インテリジェントなエクスペリエンスを提供します。これにより、従業員やチームの生産性のエンゲージメントを高めることができます。また、障害や煩雑な作業を取り除くことで、最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。
効果的なワークスペースは次の機能を提供します。
ホワイトペーパー
適切なデジタルワークスペースを導入すると、ITの複雑化やセキュリティの低下をもたらすことなく、いかに従業員が最良の仕事を行えるようになるかをご紹介します。
従業員エクスペリエンスが向上するほど、従業員の仕事への意欲は高まります。多くの企業では、従業員が複数のシステム、アプリケーション、デバイスにログインする必要があるために、仕事が滞ってしまうことがよくあります。インテリジェントなスペースは、これらの障害や集中力低下の原因となるものを一掃することで、従業員エンゲージメントを高めます。
効果的なワークスペースとは、企業が危機的状況にあっても業務の継続を保証するものです。従業員は、業務に支障をきたすことなく、あらゆる場所から仕事を行えるようにする必要があります。インテリジェントなデジタルワークスペースは、従業員があらゆる場所から、あらゆるデバイスを通じてコラボレーションを行えるようにすることで、これを可能にします。
リモート環境では、機械学習を利用することで、ワークフローの合理化と自動化を行います。これにより、従業員がレポート作成のような反復作業に費やす無駄な時間を減らすことができます。その結果、生産性が向上すると同時に、間接費を削減できます。また、ワークフローをパーソナライズすることや特定の問題を解決するためのマイクロソリューションを作成することで、従業員は、より柔軟な働き方を享受できるようになります。さらに、インテリジェントなワークスペースを使うと、ITチームは、複数のアプリケーションとデバイスの管理および保護を簡素化できるほか、リモートデータ管理も行えるようになります。
リモートワークを行う従業員が増えたことで、アカウントがハッキングされるリスクも高まっています。パーミッションと権限は、複数の場所にある複数のデバイスを扱う場合、複雑に絡み合った混乱状態に陥る可能性があります。クラウドベースのインテリジェントなワークスペースは、デバイス間ですべてのアプリケーションとファイルに対するシングルサインオンを提供することで、セキュリティを向上させます。これにより、露出範囲を最小化できます。さらに、中央のインターフェイスとユーザー行動分析を組み合わせることで、データやアプリケーションが社内でどのように使用されているかについてIT部門が包括的な可視性を確保できるようになります。その結果、IT部門は、ロールベースのパーミッションを容易に管理できるようになります。
ワークスペースは複数のユースケースに役立っており、その用途は日々拡大しています。ワークスペースの最も一般的な用途を下記に示します。
Citrix Workspaceは、お客様が抱えている複雑さを抽象化します。また、Citrix Workspaceには、最も広く使用されている数百件ものアプリケーションとの事前定義された統合が組み込まれています。Citrix Workspaceは、ワークロードのプロビジョニングを自動化するほか、適応型のセキュリティ機能を通じてアイデンティティとアクセスを強化します。
シトリックスのソリューションを導入すると、次のことが可能となります。
日本:
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