Work Rebalanced(ワーク・リバランス)

シトリックス ハイブリッドワーク・レポート

Fieldwork by Citrixによるグローバル世論調査が、ビジネスリーダー、ITリーダー、そして従業員が新しい仕事の世界を構築するために、どのように役立つかをご覧ください。

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ハイブリッドワークがこれ以上身近になることはないでしょう…もう目の前にあるのですから。

おそらく歴史上かつてないほど、仕事は目まぐるしい再編成の最中にあります。過去の制約は、もはや従業員やビジネスリーダーの望みを邪魔するものではありません。柔軟性のためにセキュリティを犠牲にし、コンプライアンスのために生産性を犠牲にし、効率のためにスケーラビリティを犠牲にする。そんな過去の妥協はもう過去の遺物です。

今この瞬間は期待に満ち溢れていますが、一方で同時に課題も山積しています。ITチーム、ビジネスリーダー、そして従業員にとって、前途は決して明るいものではありません。幸いなことに、テクノロジーは単なるツールとしてではなく、ポスト・パンデミックのハイブリッドワークが普通になった世界で、組織をまとめる接着剤として台頭してきています。

シトリックス Citrix Hybrid Work Report(ハイブリッドワーク・レポート)の初年度として、Fieldwork by Citrix は組織が従業員や顧客からの期待の変化に対応するために、テクノロジーも一緒に進化させなければならないことを見出しました。問題は組織がどの指標に注目し、それに基づいてどのように行動すべきかということです。

Fieldwork by Citrix は、ライフサイエンスから金融サービスにわたる世界8カ国・8業種に及ぶ大規模な世論調査プロジェクトにおいて、この変革の最中にある従業員とビジネスリーダーの意見をまとめました。「Work Rebalanced(ワーク・リバランス)― The Citrix Hybrid Work Report(シトリックス ハイブリッドワーク・レポート)」 は、テクノロジー、柔軟性、信頼性、コラボレーションという4つの主要な柱を活用し、組織が直面する課題と再編成を理解することを目的としています。

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レポート概要

この調査について

「Work Rebalanced (ワーク・リバランス) ― The Citrix Hybrid Work Report(シトリックス ハイブリッドワーク・レポート)」は、オーストラリア、フランス、ドイツ、日本、メキシコ、オランダ、イギリス、アメリカの900人のビジネスリーダー(職種:最高経営責任者、最高財務責任者、最高マーケティング責任者、マネージングディレクター、最高技術責任者、最高執行責任者を含む)と1,800人の従業員(知識労働者)から情報を収集しています。 

900

経営責任者

8

国々

1800

従業員

この調査は、オフィスワーカー、ハイブリッドワーカー、リモートワーカーを含み、シトリックス、Man Bites Dog、Coleman Parkes Researchのパートナーシップにより、2022年初頭に実施されました。

現代のパワフルなビジネス環境下で成功するためには、組織はインテリジェントなIT、共感的リーダーシップ、セキュアなプラットフォーム、技術強化を含む熟考した戦略を策定する必要があります。

この調査結果の中で、最も説得力のあるものは以下の通りです。

  • テクノロジーは、チームの結束力を高める。適切なテクノロジーは参加性を促進し、経験豊富な従業員とそうでない従業員のパフォーマンスを均一にすることができます(ただし、一部の世代からは異論も出されていますが)。
  • ハイブリッドワークは従来のワークプレイスの緊張を和らげる。いつ、どこで、どのように仕事をするかの柔軟性が、従業員の幸福度を高めるのです。しかし、そのための条件整備はビジネスリーダーの課題であり、より柔軟なクラウドベースのテクノロジーを導入し、それを実現していかなければなりません。
  • ハイブリッドワーカーは雇用主をより信頼する傾向があります。協力的に仕事をするためのテクノロジーと柔軟な働き方のワークモデルは信頼感を高めます。次のステップは、ビジネスリーダーが従業員を信頼し、どんな場所でも仕事ができるようにする方法を実現することです。
  • メタバースは本当に、すぐそこまで来ています。信じられますか?ビジネスリーダーや従業員が、対面での働き方は2025年までにバーチャルに完全に取って代わられるだろうと考えていることを。

妥協のない未来への道を切り開くハイブリッドワークへの動きをご紹介します。

テクノロジー

テクノロジーは、もはや従業員の生産性を向上させるだけのものではありません。ハイブリッドワークの世界では、テクノロジーはエンパワーメントのためのツールなのです。

「Work Rebalanced(ワーク・リバランス)― The Citrix Hybrid Work Report,(シトリックス ハイブリッドワーク・レポート)」によると、従業員がどこで働くかは、テクノロジーとの関わり方において重要な役割を担っています。ハイブリッドワーカー(68%)は、オフィスワーカー(60%)や完全リモートワーカー(65%)よりも、仕事でテクノロジーに助けられていると回答する割合が高いことが分かっています。

しかし、この結果には世代間の軋轢があります。職場で最も若い世代であるZ世代は、職場でのテクノロジーに非常に慣れていると思われるかもしれませんが、職場でのテクノロジーは私生活で使っているものと同じくらい使いやすく、直感的であると答えた人はわずか56%でした。一方、ジェネレーションXは63%、ミレニアル世代は70%でした。結論は以下の通りです。より多くの若い労働者が仕事に参画し、昇進するにつれ、職場におけるテクノロジーは彼らのワークスタイルを考慮して構築され、最も人気のある消費者向けテクノロジー・プラットフォームと同様にシームレスで直感的に感じられるように構築されるべきです。

テクノロジー・エクスペリエンスの有無にかかわらず、企業ネットワークの外にいることが多くなっているチームに対して、企業は重要な安全プロトコルを確実に実行させる必要があります。多くの従業員がパーソナルデバイスを使用し、アプリをインストールしています。また、複数の場所にある様々なデバイスで業務を行っているため、機密データをセキュアに保つことはますます困難な課題となっています。

68
%

ハイブリッドワーカー
は、オフィスワーカーや完全なリモートワーカーよりも、仕事上のテクノロジーに助けられていると回答する傾向があります

ビジネスおよびITリーダーは、このハイブリッドな世界でワークテクノロジーを効率化・合理化する戦略を推進し、従業員が「深い仕事」と集中するための空間を確保する必要があります。。

Safi Obeidullah
バリューアドバイザリー部門 グローバル部門長
シトリックス

柔軟性

従業員は、自宅でもオフィスでも、都合の良い時に働きたいと考えています。自由な働き方を可能にするということは、従業員が必要に応じて物理的に集まることができる働き方を意味します。

回答者は直接会って仕事をすることの価値を感じており、ビジネスリーダーの62%、オフィスに出社する従業員の51%が同僚とのコラボレーションを最も大事な理由として挙げています。また、ほとんどの知的労働者(82%)がオフィスから通勤可能な距離に住んでいるため、多くの人にとってIRLコラボレーションは実現可能なのです。

しかし、どこでも機能するテクノロジーによって、コラボレーションをリモートで行うことができないと言っているわけではありません。63%のビジネスリーダーが、従業員に柔軟性を提供することが雇用市場で重要な決定要因になっていると答えているように、彼らはこのことを理解しているようです。しかし、雇用主はその実現に苦心しています。雇用主の回答者の約65%は、従業員はビジネスの観点から対応できる範囲を超えて、より高度な柔軟性を求めていると答えています。

柔軟性を高めるには、パーソナルデバイスを使用して社外で仕事をする従業員がサイバー攻撃の標的になりやすいため、データセキュリティの必要性に対処する必要があります。ITチームは、デバイス、アクセス、アプリの制御を維持しながら、いつでもどこでも安全に仕事ができるようなソリューションを導入する権限を与えられなければなりません。

未来の仕事はセキュリティ「や」柔軟性ではなく、セキュリティ「と」柔軟性なのです。この新たな現実を受け入れられない企業は、人材、機会、収益を失う危険性があります。

従業員は雇用主に対して、競争力のある給与に加えて、柔軟性やウェルビーイングサポートを提供することを期待するようになりました。現在は企業が人材を獲得するために争う、候補者の売り手市場です。リモートワーカーとオフィスワーカーの両方に、柔軟性に富んだ利点を提供することは、もはや当然のことと考えられています。これを提供しない企業は、間違いなく人材を引きつけ、維持するのに苦労することになるでしょう。。

Traci Palmer
人事部長
シトリックス

信頼性

オフィスと自宅、あるいはその両方で働くチームにとって、従業員がオフィスから離れている間も仕事がきちんと行われているかどうかを確認したいと思うのは、当然のことでしょう。実際、ビジネスリーダーの半数は、従業員が「見えないところ」にいるときは、それほど熱心に働かないと考えています。

しかし、彼らは従業員が任務を遂行するだけでなく、人間的であることを信頼したいと考えています。ビジネスリーダーの60%は、昇進の可否を判断する際、技術的なスキルや具体的な業績と同じくらい、従業員の共感力や感情的な知性が重要であると回答しています。

従業員もまた、自分の上司やビジネスリーダーを信頼したいと思っています。「ワーク・リバランス」によると、34%の従業員が自分の会社が自分のコンピューターに監視ソフトをインストールしていると考えていますが、実際には48%のビジネスリーダーがインストールしていると答え、さらに32%がインストールを検討していると回答しています。このような監視の脅威は、その費用だけでなく、プロジェクトのマイルストーンを簡単に追跡できるテクノロジー(クラウド対応のドキュメントやアプリなど)を採用することで回避することができ、従業員への説明責任があります。 

ハイブリッドの影響はここでも大きいものとなっています。ハイブリッドワーカーの60%は雇用主を信頼していると答え、オフィスワーカーでは41%、リモートワーカーでは42%でした。つまり、ハイブリッドな働き方はすでに雇用主と従業員の信頼関係のギャップを埋めるのに役立っているのです。

コラボレーション

オフィスであろうとキッチンテーブルであろうと、チームはコラボレーションを行うためにセキュアなデジタル空間を必要としています。この数年の激変の中で、多くのコラボレーションプラットフォームが成功を収めましたが、次に起こる進化が急速に見えてきています。

完全な仮想環境でチームが交流し、コラボレーションするメタバースと呼ばれる多元宇宙が、声高にワークプレイスのドアを叩いています。ビジネスリーダーの70%近くと従業員の50%以上が、2025年ま でに物理的な対面でのコラボレーションは完全にバーチャルに取って代わられるだろうと考えてい ます。ビジネスリーダーはこの結果を確信しており、この分野への投資を加速させているため、可能性はいずれ現実になることでしょう。 

直接会うのではなく、3次元の仮想世界とコラボレーションスペースのネットワークを想像してみてください。このようなイノベーションが注目されるようになると、データがどこにあろうと、それを保護することが不可欠になります。バーチャルネットワークはミーティングスペース、クリエイティブな仕事場、そして数年前では考えられなかったような規模のチーム交流のための新しい可能性をもたらします。また、従業員のスキルアップ、エンゲージメント、生産性を維持する上でも重要な役割を果たすことになるでしょう。

今こそ、ビジネスリーダーと従業員は、いかにこれらの新しいワークフローとシナリオを従業員の生活に融合させ、信頼性、コラボレーション、創造性を促進するかについて考えるべき時なのです。

私たちは「エクストリーム・コラボレーション」の始まりを目の当たりにしています。テクノロジーによって今までにない方法でコラボレーションが可能になり、同僚やチーム間の関係を再構築することが可能になるのです。。

Christian Reilly
テクノロジー・ストラテジー部長
シトリックス

柔軟で安心できる、未来の働き方とは

「ワーク・リバランス ― シトリックス ハイブリッドワーク・レポート」が示すように、ハイブリッドワークは国やセクターを問わず、組織が仕事に関する昨日の考えを問い直し、テクノロジーによる権限委譲の未来へ向けて動き出すのに役立っています。しかし、それはほんの一部で、最適化、傾聴、そして実験の余地は多くあり、変化の原動力に注目する必要があります。

テクノロジーは、人々がいつでもどこでも仕事をし、同僚とコラボレーションすることを可能にしますが、同時に仕事と仕事以外の生活との間の溝を侵食する可能性があります。さらに、従来のオフィス環境以外で仕事をする場合、データのセキュリティ対策も熟慮し、積極的に検討する必要があります。

従業員の声に耳を傾け、彼らが今いる場所で積極的に行動する組織は繁栄し、新しい仕事の世界を築き上げることができるでしょう。

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