デジタルトランスフォーメーションを陰で支えるITヒーロー

医療従事者、教育者、そしてコロナウイルスによるパンデミックのために奮闘した様々なヒーローたちに当然ながら称賛を贈る中、世界的な危機の中で私たちの在宅勤務中の生産性を維持するために立ち上がったITスタッフの功績も、しっかりと認識する必要があります。在宅勤務はITチームがあってこそ成り立つ働き方なのです。 

記事 | 読了時間 5分
2020年12月8日

パンデミックの中、働き方にも大きな変化が起こり、私たちは安定性を切望しています。すべてが一変する前の状態と同等の創造、コミュニケーション、コラボレーションが行えるように、頼りにしているテクノロジーのすべてがきちんと機能することを期待しています。すべてのテクノロジーがスムーズに機能している時は、その実現のために費やされている多大な努力を簡単に忘れてしまいがちです。一方、テクノロジーに不具合が生じた場合、その機能をサポートしている人々に対して容易に苛立ちを感じてしまうのです。しかし、私たちが頼っているテクノロジーすべての裏側には、私たちが求める勤務エクスペリエンスを実現するために、多大な時間と労力を費やしている、かけがえのない人間の存在があります。

新型コロナによるパンデミックの中、3月以来組織と同僚たちをサポートするために奮闘し、デジタルトランスフォーメーションを実現したITスタッフとその多大な努力に、今こそ称賛を贈りましょう。彼らの功績の認知は、数々の困難に溢れる時代に尽力した、私たちのITスタッフに対する感謝とお祝いのメッセージを、スタッフ一同を代表して伝えることから始めたいと思います。そして企業リーダーにとって、ITの陰で活躍するヒーローたちのデジタルウェルビーイングとメンタルヘルスを全力でサポートするための方法を調査することが非常に重要です。

新型コロナによるパンデミック中にITスタッフが立ち上がり、課題に取り組んだ方法とは

新型コロナによるパンデミック真っ只中に、世界中の組織が即座に在宅勤務へと移行する様子を目の当たりにしました。一部の組織では、数週間の間に5年分の移行を実現したということもありました。かつて不可能であった課題は、多大なる努力を費やしたIT専門家とその知識によって実現されたのです。

Safi Obeidullah
フィールドCTO
シトリックス

リモートワークへの企業規模の移行に関連するあらゆることを想像してみてください。仕事上のデバイスは分散され、自動化される必要があり、広域のネットワークの最適化とセキュリティの強化が求められます。また、クラウドアプリケーションは基本的にあらゆる場所での利用を可能にし、従業員のインターネット環境を問わず高いパフォーマンスを維持する必要があります。こうしたデジタルの強化やトランスフォーメーションのすべてを、あなたのITチームは残業と素早い判断を駆使して実現させ、あなたとその他の従業員が世界的パンデミックに見舞われた状況にあっても、生産的に勤務できるようにしたのです。

しかしこのすべての生産性の実現と達成には代償を伴いました。ソーシャルディスタンスが施行されて以来、ITチームはメンタルヘルスの問題に多く悩まされています。77%のITチームが高いストレスレベルを報告し、彼らの精神的苦痛レベルはパンデミックによる危機の間に解雇された人よりも高いという結果となりました。ITチームは組織が自分たちを頼りにしていることを理解していたため、長時間にわたる残業を引き受けたのです。彼らは私たちの成功のために必要な環境以上のものを整え、私たちの作業を妨げる可能性があるテクノロジー関連の問題を修復しました。だからこそ、私たちは心からの感謝をITスタッフに贈るべきなのです。

ITスタッフのためのデジタルウェルビーイングをサポートする3つの方法

シェアオフィスの再オープンの手助けとなり得るコロナウイルスワクチンに関する嬉しいニュースを耳にしても、ITチームにはまだ長い道のりが待ち受けています。これはつまり、私たちのITチームは「ありがとう」という感謝の言葉以上のものを必要としていることを意味します。彼らは、この数か月間の間に彼らのデジタルウェルビーイングをサポートする新しい方法を検討することを企業に求めています。ITチームをより良くサポートをするための3つの方法は、以下の通りです。

  1. ITチームが払った犠牲を認識し、彼らのニーズに耳を傾ける。コミュニケーション内の透過性は、企業リーダーにとって常に必要不可欠であり、ITチームが熱心に勤務している際はなお一層重要です。まずは、ITマネージャーと従業員に勤務中および勤務時間後の彼らのメンタルヘルスサポートを向上するためにできることはないか尋ねましょう。これはあなたが彼らの素晴らしい働きを認識していることを示すことができるだけではなく、高いパフォーマンスレベルを維持するために彼らが必要としていることに関して、そのインプットを評価する機会となります。
  2. IT管理者を企業の意思決定者へと昇進させる。ITチームのメンタルヘルスとウェルネス向上に大きく貢献するのは、彼らの主体性を向上させることです。これはつまり組織内で上層部の判断が行われる際に、ITに意思決定への参加権を与えることを指します。例えば、どの新しいテクノロジーを導入すべきか検討する際や、新しいツールを従業員にトレーニングさせる方法、そして企業リソースの四半期予算を決定する際にはITリーダーを必ず出席させましょう。
  3. 仕事と生活のバランスの取れた働き方を優先する。1日には限られた時間しかありません。ITチームが過労(バーンアウト)に直面することなく、「常にオンライン」の姿勢を維持することは不可能です。ITスタッフとその他の従業員の両方に対して、あなたの組織が仕事と生活のバランスを重要視していることを明確に伝えましょう。これにより従業員たちは勤務日の時間をきちんと管理し、常に次の業務へと取り掛かるのではなくしっかりと休み、思いを巡らせる時間を確保するように促すことができます。

デジタルウェルビーイングを全員の優先事項にする

現在も続くパンデミックは、更なる課題と驚きを私たちにもたらし続けることでしょう。ITスタッフの多大な貢献を称えることはもちろん重要ですが、私たちがこうした危機に全員で取り組んでいるということをすべての従業員に伝えることもとても重要です。組織があらゆる従業員のデジタルウェルビーイングを優先すればするほど、私たちは様々な課題が待ち受けるこの時代を、チームとして一緒に取り組み、さらなる発展を目指すことができるのです。互いの働きを感謝し、より良い明日のために互いをサポートすることによって、誰もが成功し、発展する機会をもたらすことができるでしょう。

ITリーダーが新型コロナの発生に伴う急激な変化を切り抜けるための方法に関する情報は、Pulseサーベイ結果をご覧ください

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