Citrix Service Provider(CSP)パートナーとして、 中堅・中小企業向けに業務アプリケーションの クラウドサービスを展開し、お客様満足度を向上

国 内 3 社 目 と な る I S O 2 7 0 1 8 認 証 ※ 1 を 取 得 し た 株 式 会 社 イ ン ス ト ラ ク シ ョ ン は 、1 0 年 近 く に わたり中堅・中小企業向けに業務アプリケーションをクラウドで利用するサービスを提供してき ました。同社のクラウドユースウェアサービスは、Citrix XenAppのアプリケーション仮想化で クラウドサービスを実現し、「Citrix Service Provider(CSP)プログラム※2」のサブスクリプショ ンモデルにより月額サービスを提供しています。お客様の使い慣れた業務アプリケーションを クラウド化するサービスにより、安全で安心な運用を実現し、高い顧客満足度を獲得しています。

※ 1:クラウドサービス事業者がパブリッククラウド上で管理する個人情報の保護に焦点を当てた国際規格
※ 2:Citrix Service Provider(CSP)プログラムの詳細は、www.citrix.co.jp/partner-programs/service-provider/をご参照ください。

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課題: クライアント / サーバー型の 業務アプリケーションをリモート環境で 使いたいというニーズの増加

創業から25年間、中小企業の業務アプリケーション 利用とデータ活用、保守管理を広範囲に行ってきた株 式会社インストラクションは、企業のクラウド環境の サポートに特化したクラウドユースウェアの専門企業 です。システム部 部長の佐野康典氏(以下、佐野氏) は、その経緯について話します。 「当社は、まだパソコンがスタンドアロンで使われて いた時代から、お客様企業の会計・給与・販売管理 などの業務アプリケーションの導入から教育や運用 サポートまでを一貫して行ってきました。やがて、 Windowsとネットワークが普及してくると、業務アプ リケーションもクライアント/ サーバー型が主流に なり、サーバーやネットワークの構築支援も行うよう になりました」。 同社のビジネスの強みは、ITのスキルが高いエンジニアに加えて、業務アプリケーションを使うために 必要な財務や法律や保険などの知識に精通した サポートスタッフの充実にあります。 「シトリックス製品を採用したきっかけは、お客様か らのリモートアクセスに対するニーズでした。当初 はVPNで実現しようと考えたのですが、当時の Citrix Presentation Serverで検証を行ってみた ところローカルと遜色ないパフォーマンスで業務 アプリケーションを利用できることがわかりました。 次に、お客様からサーバーを預けたいというご要望 を受けて、サービス化を検討しました。クラウドサー ビス化する上では、パフォーマンスとセキュリティ を 担 保 す る た め に X e n A p p が 必 須 で し た 。そ うし て 2 0 0 7 年 か ら X e n A p p を 基 盤 とし た ク ラ ウド サ ー ビス『セキュアキーパー』の提供を開始しました」と 佐野氏は XenApp を導入した背景に触れます。
X e n A p p に よ り 、「 セ キ ュ ア キ ー パ ー 」 の ユ ー ザ ー はクラウド環境であることを意識することなく、 PC にインストールされた Citrix Receiver を実行 す る だ け で 、必 要 な 業 務 ア プ リ ケ ー シ ョ ン を 利 用 できるようになりました。
「当時は会計データを外部に出すことへの抵抗感 もありました。特に印刷については、納品書や請求 書などが問題なく出力できることが必要なので、プ リンタの設定や XenApp の設定に苦慮することも ありました。しかし、それもエンジニアがノウハウを 積み解決してきました。次に、ライセンスについて の課題が残りました。XenApp のライセンスが永 続ライセンスのため、収支を考慮するとお客様にも 年間で契約いただく必要があり、これが新たな課題 となったのです」と佐野氏は当時を振り返ります。

ソリューション: CSP パートナーとして、 XenAppを基盤とした月額課金の クラウドサービスを実現

インストラクションがXenAppを基盤とした 「 セ キ ュ ア キ ー パ ー 」の 提 供 を 開 始 し た 約 2 年 後 の 2009 年 12 月に、新たなパートナープログラム 「Citrix Service Provide(CSP)プログラム」が 開始されました。営業推進部 販売促進課 課長 辻 村 大 氏( 以 下 、辻 村 氏 )は 、次 の よ う に 振 り 返 り ます。 「『セキュアキーパー』を開始した当初は、XenApp の永続ライセンスを利用していたため、一年後に ならないとライセンスへの投資を回収できず収支 のバランスがとれませんでした。結果、お客様へも年単位での契約をお願いすることになり、慎重に 検討されるお客様もいらっしゃったのです。そのた め CSP プログラムを知った時には、我々のビジネ スにおいて大きなメリットがあると思いました。そ こですぐにCSPプログラムについて説明を受け、 パートナー契約を交わしました。CSP パートナー に な っ た こ と で 、我 々 の ク ラ ウ ド サ ー ビ ス を 月 額 単位で提供できるようになり、お客様からも好評 を得ています」。
CSP プログラムは、サービスプロバイダーにとって 必要な、拡張性をもったサービス提供に特化したプ ログラムです。利用した分だけ月次でレポートする サブスクリプションモデルで、月額利用料が基準額 に達すると、無償でテクニカルサポートを利用でき、 常に最新のソフトウェアへのアクセスも可能です。
「クライアント/ サーバー型の業務アプリケーショ ンをクラウド化するにあたっては、これまでオンプ レミスで利用していた使い勝手を損なわないよう にするだけではなく、プリンタなどの周辺機器を 正しく利用できるかなど、きめ細かい技術的なサ ポートが必要になります。CSP プログラムにはテ ク ニ カ ル サ ポ ー ト も 付 帯 し て い る の で 、安 心 し て 採用できました」と佐野氏は評価します。

導入効果: 500 社以上のお客様に、 会計アプリケーションを中心とした安心、安全なクラウドサービスを提供

現在、同社のクラウドサービス「セキュアキーパー」 を利用している顧客企業は、500 社を超えています。 「以前は、当社のお客様は首都圏が中心でした。 しかし、クラウドサービスを提供するようになって からは、60 社を超える当社のパートナーを通して、 全国 500 社以上のお客様にご利用いただいてい ます」と辻村氏は成果を話します。 「我々のサービスの強みは、クラウド化に関連する 各 種 ソ フト ウ ェ ア の ラ イ セ ン ス と 運 用 管 理 、ユ ーザーサポートなどすべてオールインワンで提供で きる点にあります。このサービスのクオリティを維 持するためには、シトリックスの製品は欠かせませ ん 。 X e n A p p に よ る 業 務 ア プ リ ケ ー ション の 仮 想 化により、ローカルと遜色のないパフォーマンスの 実現で、お客様は帳票などの印刷も問題なく実行 でき、安全に安心して使っていただけるサービスを 提供できるのです。その結果、お客様の継続利用 率が非常に高いサービスとなっています」と佐野氏 はサービスの特長について触れています。

今後のプラン: お客様が選択したパブリッククラウドを 利用できる「CloudStart(クラウド スタート)」で中堅・中小企業の クラウド構築を支援

「クラウドサービスをはじめた当初は、自社の業務 データなどを外部に預けることなど考えられない と否定されるお客様も数多くいらっしゃいました。 しかし東日本大震災をきっかけに、事業継続性とい う 観 点 か ら 大 規 模 災 害 か ら 重 要 な デ ー タ を 守 る た めに安全なデータセンターに預けたい、と考えるお 客様が多くなりました。こうしたニーズにも柔軟に 応えていくために、お客様が選択したパブリックク ラウドを選択できるサービス「CloudStart(クラウ ドスタート)」も開始しました。これにより中堅・中小企業のクラウド構築を支援してまいります」と辻 村氏は今後に向けた取り組みについて語ります。「CloudStartではOBC社の奉行シリーズのクラ ウド構築サービスを提供していきます。もちろん 奉行シリーズのような著名なアプリケーションの他 にも、お客様は業種や業務ごとに様々なアプリ ケ ー ション を 利 用 さ れ て い ま す 。こうし た ア プ リ ケーションを快適にお使いいただけるよう、今後も XenApp を活用したクラウドサービスを CSP プロ グラムを通して充実させていきたいと考えてい ます」と佐野氏は抱負を述べます。

Citrixについて

Citrix(NASDAQ:CTXS) は、可能性をさらに引き出すため、人、組織、モノがしっかりと連携し、相互でアクセス可能な世界を実現することを目指しています。Citrixのテクノロ ジーは、世界中のアプリケーションとデータのセキュアかつ容易なアクセスを可能にし、人々はいつでもどこでも仕事ができるようになります。Citrix は、サービスとしてのワークスペース(Workspace-as-a-Service、WaaS)、アプリケーションデリバリー、仮想化、モビリティ、 ネットワークデリバリーおよびファイル共有などの各ソリューションを含む統合された包括的なポートフォリオを提供します。Citrixのソリューションに より、IT部門は、クラウドやオンプレミス環境を介してあらゆるデバイスやプラットフォームで、ユーザーがクリティカルなシステムを確実に利用できる環境 を実現できます。Citrixの2015年度の年間売上高は32.8億ドルで、その製品は世界中の40万以上の企業や組織において1億人以上の人々に利用 されています。Citrixの詳細についてはwww.citrix.co.jpをご覧ください。

Citrix、 XenApp、XenDesktop、NetScaler、およびここで使われているその他のCitrixの名称または製品名は、Citrix Systems, Inc.の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。その他の社名、商品名はぞれぞれの所有者の登録商標または商標です。

XenApp のアプリケーション仮想化基盤と CSP プログラムのサブスクリプションライセンスを 我 々 の ク ラ ウド サ ー ビ ス に 取 り入 れ る こ と で 、 中堅・中小企業のお客様へのビジネス支援を 一層加速していきたい
- 佐野 康典 氏

システム部 部長

株式会社インストラクション

導入前の課題

  • クライアント/サーバー型アプリ ケ ー シ ョ ン の ク ラ ウ ド サ ー ビ ス 化
  • 月額単位でのサービス提供にあたり XenApp の永続ライセンスとの コストバランス
  • 周辺機器やバージョンの違いなど、 お客様ごとに異なるシステム環境

導入後の効果

  • Citrix XenAppによるアプリケーション 仮 想 化 で ク ラ ウド サ ー ビ ス を 実 現
  • CSPプログラムのサブスクリプション モデルにより月額サービスを実現
  • CSPプログラムのテクニカルサポート も活用してきめ細かく対応

導入製品