Linux Virtual Desktop

 XenDesktopにおいてLinux VDAのTech previewをインストールして試してみました。

https://www.citrix.com/downloads/xendesktop/betas-and-tech-previews/linux-virtual-desktop-tech-preview.html

 Linux VDAは文字通りLinux OSにVDAをインストールして、XenDesktopサイトで管理およびReceiverとHDX通信を行うためのAgentです。XenDesktopの管理フレームワーク(FlexManagement Architecture: FMA)の中に組み込むことで既存のXenApp/XenDesktop環境にシームレスに組み込むことができます。
 ご存知のようにFMAはActive Directoryを中心に.NETフレームワークを利用して制御されています。よってLinux VDAをインストールするサーバーがActive Directoryに参加する必要があります。LinuxへのログインもStoreFrontを介してActive Directoryのユーザーアカウントを利用します。
 LinuxがADに参加するにはSambaクライアントを利用することが可能です。この場合 Kerberosの認証を利用していますのでKerberos認証の設定の必要があります。Kerberos認証時のポイントの一つが時刻同期です。ADと5分以上時刻がずれると認証に失敗します。ドメイン参加しているWindowsであれば自動的にADに時刻が同期されますが、Linuxの場合はNTPの設定を行う必要があります。NTPにADを指定することもできます。また時刻同期はNTPサーバーのみにしてハイパーバイザー側との時刻同期はオフにしたほうがトラブルを避けられます。
 今回SUSE Linux Enterprise Desktop/Server 11 Service Pack 3をXenServer 6.2上に構築しました。複数ユーザーによる共有デスクトップが利用可能です。
 インストール手順は英文ですが、以下に従って行えばOKです。日本語環境も動作します。
 実際の動作はこちらのLinux Virtual Desktopデモビデオをご覧ください。