AppDNA 日本語簡易構築ガイドは、 2013年 1月から公開されておりますが、 以来おかげさまで多くの皆様にダウンロードしていただきました。 そんな中、 読者の皆様からのご要望を反映してこれまでにも何度か内容の更新を行ってきたのですが、 このたびかなり大きな増補・改定を行い、 その新版がつい先日よりダウンロードできるようになりました。 謹んでここにお知らせさせていただきます。

ガイドが最初にリリースされた時にもお伝えしたことですが、 AppDNA は軽く触って試してみるには非常にお手軽なソフトウェアです。 Windows 7 が動作するパソコンを 1台 用意していただければ 特に費用をかけずに動かすことができます。 環境構築に要する時間も、 ( 長く見積もって ) 1日 あれば十分です。

そのためにはまず、 下記のリンクから最新版の Step by Step 構築ガイドをダウンロードして AppDNA の環境を作ってみることが、 もっとも確実な方法です。 ( ダウンロードには個人情報の入力が必要です )

http://deliver.citrix.com/JPWB0113APPDNAEVALGUIDE.html

このガイドは、 必要なバイナリの入手方法から、 セットアップを経て、 基本的な使い方に至るまで、 100ページ 以上を費やして懇切丁寧に解説しております。 必ず動作確認までしていただけるものと確信しております。

AppDNA Step by Step ガイド Ver 1.6 表紙イメージ

今回の改訂版で追加された主な内容は、 下記の1) ~ 3) の通りです。 いずれも読者の皆様からのご要望が多かったものです。

1) インストーラの無いアプリケーションのインポート方法
カスタムアプリケーションの中には、 固有のインストーラを持たず、 ただEXEなどのファイルをコピーするだけのアプリケーションが少なからずあるようです。 このようなアプリケーションのインポートをどうすればよいのか、 旧来のガイドではよく分かりませんでした。 今回の改訂で、 明確に 「固有のインストーラの無いアプリケーションのインポート方法」 が分かるようにしました。

2) 非MSIのアプリを、仮想インフラを使わずにインポートする方法
インストーラが MSIではないアプリケーションのインポート方法として、 旧来のガイドでは「インストールキャプチャ」と言う方法を紹介していました。 このインストールキャプチャは、多数のアプリケーションのインポートを効率化する一方で、前提条件として特定の条件の仮想インフラが必要など、セットアップに大きな手間とスキルを要求するものでした。 今回新たに「セルフプロビジョニング」と言うインポート方法をガイド追加しております。 このセルフプロビジョニングは、インストールキャプチャに比べると環境準備の手間が大幅に少なくなりますので、ごく少数のアプリケーションのインポートであればトータルの手間は少なくなります。 ( ただし、個々のアプリのインポート時に要する手間は増えますので、多数のアプリケーションをインポートする場合は、トータルの手間は大きくなります )

3) OSパッチ適用などによる互換性の影響を調べる方法
AppDNAは、「 Windows XP → Windows 7 」のような大きなプラットフォームOSの移行だけでなく、OSのサービスパックの適用や、日々のOSセキュリティパッチの適用などによる小さなOSの変更に起因する互換性の問題も、分析して問題を抽出することが出来ます。そのためには、そのような小さな変更を実施したOSの情報をAppDNAにインポートする必要があります。今回の改訂では、この「OS情報のインポート」の手順および、分析結果にインポートしたOSの情報を反映させる方法を追加しました。

下の図は、 実際のガイドから抜き出したこれまでの改定履歴です。

AppDNA Step by Step ガイド 改定履歴

是非AppDNAの実力のほどをご確認ください。

2013年5月23日 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 山田晃嗣