HDX MediaStream for Flashの機能を使う場合、端末(End Point)側にもFlash Playerのインストールが必要ですが、XenDesktop5.5 およびXenApp6.5の場合は、端末へのFlash Playerへのインストール方法が少々複雑なことになっています。端末(End Point)に普通にFlash Playerをインストールしても動作せず、必ず下記の手順でインストールする必要がありますのでご注意ください。

  • 正しい手順
    Adobeのサイトから、「IE以外のブラウザ(Opera、FireFox)用のFlash Player」の最新版を入手して端末(End Point)にインストールしてください。
    (下図参照)
    http://www.ne.jp/asahi/fbyx/home/citrix/flash1.jpghttp://www.ne.jp/asahi/fbyx/home/citrix/flash2.jpg
  • 間違った手順
    Desktop Viewerからは、下記のようなFlash Playerのインストールメニューがありますが、残念ながら現時点ではこれは使えません。ここからインストールしても、HDX MediaStream for Flashは動作しません。
    (下図参照)
    http://www.ne.jp/asahi/fbyx/home/citrix/flash3.jpg

【理由・背景など】

XenDesktop5.5およびXenApp6.5のHDX MediaStream for Flashは「第二世代」と呼ばれており、以前のバージョンで使われたものから仕組みが変更されています。その変更のひとつとして、端末(End Point)側Flash Playerとして、普通にIEで使われるActiveX版ではなく、NPAPI版(Firefox Plugin)が使われています。

たいていの場合は、NPAPI版Flash Playerは入れないので、NPAPI版を簡単に入れられるようCitrixとして配慮したのが、上記で「間違った手順」として紹介したDesktop Viewerの機能です。

ところがです!

端末(End Point)側のFlash Playerは、「VDA(またはXenApp)側と同じか、より新しいバージョンでないといけない」の制約があるのですが、Desktop Viewerから入れられるFlashのバージョンは既に古くなってしまっているのです。
(Desktop Viewerが入れるNPAPI版は10.1で、VDA(XenApp)側に入るであろう最新Flash Playerは11.1です)

Flash Playerにも自動更新機能はあるのですが、これはIEのみを使う限りはActive X版が更新されるだけで、
Desktop Viewerが入れたNPAPI版は更新してくれないようです。このため、Flash Playerのバージョン制約条件を満たすことができず、HDX Flashがどうしても動作しないことになってしまいます。

以上、HDX MediaStream for Flash利用時の注意事項でした。

2011年10月25日
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
山田晃嗣