XenServer 6.0がリリースされました。

さっそく手元のXenServer 5.6 Service Pack 2(CTX129546で説明されているビルド番号の修正を適用済み)をアップグレードします。MyCitrixのダウンロードページからXenServer 6.0インストールメディアのISOイメージおよびXenCenterのインストーラー(MSIファイル)を入手します。

アップグレードを行う前に、Installation Guideの「Upgrading XenServer」のセクション、およびRelease Note(CTX130418)の「Installation and Upgrades」のセクションをよく読みましょう。

まず、例によってアップグレード対象のXenServerホストをpool-dump-databaseコマンドでバックアップします。詳しくは、「XenServer 5.5から5.6へのアップグレードの前にバックアップ」およびAdministrator’s Guideの該当セクションを参照してください。

次に、手元のWindowsマシンにXenCenter 6.0をインストールします。このバージョンのXenCenterには、Rolling Pool Upgradeウィザード(日本語訳「プールのローリングアップグレードウィザード」)が用意されています。このウィザードを使用すると、リソースプール内のすべてのサーバーを順番にアップグレードできます。実行中の仮想マシンは、ほかのサーバー上に自動的に移行されます。

Rolling Pool Upgradeウィザードでは、アップグレードモードとして「手動」と「自動」を選択できます。今回アップグレードするのは1台のみなので、手動モードを選択しました。

アップグレードの前に、Rolling Pool Upgradeウィザードによりいくつかの事前チェックが実行されます。これにより、リソースプールやサーバーがアップグレード可能かどうかが確認されます。手元のサーバーに対する事前チェックでは、必要なHotfixが適用されていないというメッセージが表示されました。都合のいいことに、メッセージの横に、Hotfixを適用するためのリンクが用意されています。これをクリックするとHotfixがインストールされ、この問題は解決されました。

すべての問題を解決して[Start Upgrade]をクリックすると、手動モードでアップグレードするための手順が表示されます。その手順に従ってXenServerインストールメディアのCDをサーバーに挿入し、[Reboot Now]をクリックします。

サーバーが再起動したら、そのサーバーのコンソールに表示される手順に従います。[Upgrade XenServer 5.6.100-47101p]を選択し、インストールメディアとして[Local media]を選択します。バックアップパーティションへのバックアップ作成を含め、8分ほどで「XenServer 6.0.0-50762p」へのアップグレードが完了しました。既存のWindows仮想マシンも無事に起動しました。XenCenterから最新のXenServer Toolsをインストールしましょう。

XenServer 6.0にアップグレードしたサーバーには、以前のバージョンのXenCenterから接続できなくなることに注意してください。XenServer 6.0バージョンのXenCenterの日本語版は、現在ローカライズ作業中です。しばらくお待ちください。