XenServer 5.6 Feature Pack 1に対応したXenCenterの日本語へのローカライズが進捗中です。もうしばらくお待ちください。

ここでも、ローカライズ中に行ったXenServerホストのアップグレード作業について書き残しておきます。手元の環境は、1台のXenServer 5.6サーバーで構成された単一サーバーリソースプールです。複数のサーバーで構成されたリソースプールでは、仮想マシンを実行したままのアップグレード(ローリングアップグレード)が可能です。詳しくは、Installation Guideを参照してください(日本語版は近日公開)。

ホストをアップグレードすると、旧バージョンのXenCenterからそのホストに接続できなくなる(と思われる)ので注意してください。この場合は、XenServer 5.6 Feature Pack 1レベルのXenCenter英語版を使うか、日本語版がリリースされるまでお待ちください。

XenServerのダウンロードページ(http://www.citrix.com/lang/English/lp/lp_1688615.asp)から、Free XenServerをダウンロードします。ISOファイルがダウンロードされるので、CD-Rなどに焼きましょう。

焼いたCD-Rを挿入して、(実行中のすべての仮想マシンをシャットダウンしてから)サーバーを再起動します。XenServer 5.6 FP1のインストーラーが起動し、キーボードの選択画面が表示されます。

次の画面は、インストールにより既存のすべてのデータが削除されることに対する警告です。事前にCLIコマンドpool-dump-databaseでリソースプールのデータベースをバックアップしておきましょう。ここでは[Ok]を選択します。

次の画面は、Citrixライセンス契約に同意するかどうかの確認です。[Accept EULA]を選択します。

次の画面はとても大切です。既存のXenServerをアップグレードするのか、作成済みのバックアップファイルから復元するのか、新規にインストールするのかを選択します。ここで[Upgrade XenServer 5.6.0-31188p]を選択します。新規にインストール(Perform clean installation)すると、既存のデータがすべて削除されます。

次の画面は、バックアップパーティション内のすべてのデータが削除されることに対する警告です。いたしかたないので[Continue]を選択します。

次の画面は、インストールメディアの選択です。焼きたてのCD-Rが挿入されているので[Local media]を選択します。

次の画面は、Supplemental Packをインストールするかどうかの選択です。私の環境ではLinux系の仮想マシンを使用しないので、ここでは[No]を選択します。Supplemental Packが必要な場合は、XenServerのダウンロードページの[Linux Guest Support (optional)]でダウンロードできます。

次の画面は、インストールメディアを検証するかどうかの確認です。焼いたCD-Rに問題があるとインストールに失敗するので、[Verify installation source]を選択します。1分半ほどで検証が終わり、幸い問題は検出されませんでした。[Ok]を選択します。

次の画面は、インストールを開始するかどうかの確認です。既存の仮想マシンは保持されるとも説明されています。安心して[Install XenServer]を選択します。

5分程度でインストールが完了し、CD-Rが吐き出されます。CD-Rを取り出して、[Ok]を選択します。サーバーが再起動します。

はたして、仮想マシンも無事に起動しました。[仮想化の状態]が「Tools の旧バージョン(Version 5.6 インストール済み)」となっています。そうです。XenServer Toolsもアップグレードしなければなりません。これを行うには、[VM]メニューの[XenServer Toolsのインストール]を選択します。「VMのDVDドライブにXenServer Tools DVDを挿入してコンソールを開きます」というメッセージが表示されます。ちょっと変なメッセージですが、「XenServer Tools DVDを挿入してコンソールを開いてください」という意味ではありません。[XenServer Toolsのインストール]をクリックすると、仮想DVDドライブに自動的にxs-tool.isoがセットされ、この仮想マシンの[コンソール]タブが表示されますよ、という意味です(日本語版リリースまでに翻訳を修正したいと思います)。[XenServer Toolsのインストール]をクリックし、仮想マシンのコンソール画面でxensetup.exeを実行します。XenServer Toolsのインストーラーが起動します(このインストーラーはローカライズされません)。インストールが完了したら、仮想マシンの再起動を確認するメッセージが表示されます。ほかの仮想マシンでも、XenServer Toolsをアップグレードしましょう。