現在、XenServerは基本的な機能について無償で提供されています。無償な反面、トラブルの場合、サポート契約をしていなければ、自力で解決するしかありません。しかしながら、XenServerのトラブルも、ある程度までは自力で解決することができます。

トラブルの際にまずすること

状態レポート(status report)」を必ず取ります。問題の発生したホストだけではなく、その属しているプールの全ホストの情報を含めて取ります。できれば、問題の発生している状態で取ります。取り方は次のリンク先の通りです。

「XenCenter 4.x以降およびXenServer 4.x以降でステータスレポートを実行する方法」
http://support.citrix.com/article/CTX121857

「状態レポート」には、その時のホストの状態が残され、ある種の障害記録となります。「状態レポート」によって、何が発生したのかを後で確認することができます。もしサポートが必要になった場合にも、この障害時の「状態レポート」があれば、サポートでも確認することができます。

プールの全ホストの情報を含めて取ることは重要です。プールマスターホストの情報は必須です。操作がメンバホスト上で行なわれたとしても、その情報は必ずプールマスターホストを通して行なわれます。プールマスターホストのログを見ることによって、全体的な操作を理解することができます。

どう解決する?

1. マニュアルを確認する

マニュアルを見ることで解決できる問題があります。特にネットワークのトラブルは、まずマニュアルを確認した方がいいでしょう。

「XenServer 5.5 管理者ガイド」
http://support.citrix.com/article/CTX122051

2. Hotfixを確認する

Hotfixが出ていないかを確認します。問題が既に修正されている場合があります。

「Public Hotfixes」
http://support.citrix.com/product/xens/v5.5/hotfix/general/?lang=ja

3. Kowledge Baseの確認

Kowledge Baseに技術文書として既に出ていないかを確認します。「Search」から検索するのが簡単です。
http://support.citrix.com/product/xens/v5.5/

4. Support Forumの確認/投稿

XenServerのSupport Forumでは、全世界からトラブルが報告され、その解決策について話し合われています。発生している問題が既に報告されているかもしれません。確認してみましょう。開発者も常日頃チェックしており、直接、開発者とやり取りすることができるかもしれません。Support Forumで報告された問題が、Hotfixとして提供されることもあります。

「XenServer/Essentials(英語)」
http://forums.citrix.com/category.jspa?categoryID=101
「XenServer/Essentials Japanese (日本語)」
http://forums.citrix.com/category.jspa?categoryID=176

5. ソースコードを確認(上級)

無償版のXenServerのソースコードは公開されています。自力で問題と解決策を見つけることもできます。

「XenServer Source Downloads」
http://www.citrix.com/lang/English/lp/lp_1688623.asp